事業承継支援の流れ
大きく3つのフェーズに分かれます。※各フェーズごとの詳細は以下をクリックしてください。
フェーズ1以降は、提案書と見積書を提示し契約したうえで、有料となります。
各支援フェーズの紹介
フェーズ0【簡易診断】
1.事前準備(事業承継診断シートの作成)
事前に事業承継診断シートをお渡しし、あらかじめご記載いただきます。
記載が難しいところは空欄にしていただいて構いません。
2.初回面談(事業承継診断シートの完成)
あらかじめ記載の事業承継診断シートをもとに、面談・ヒアリングを行い、事業承継診断シートを完成させます。
3.簡易診断結果の報告
簡易診断書を作成し、お渡しします。無料
フェーズ1【課題整理】
1.初回面談(カルテの作成)
社長とヒアリングを行い、現状と社長のお考えをお伺い、カルテを作成します。
2.提案と見積書の提示①
上記擦り合わせた内容を元に、提案書(見積書を含む)をご提示します。
3.契約締結
契約締結後、有料になります。
【第1回契約】 3ヵ月程度で集中的に課題整理を行います。有料
4.調査と課題整理
カルテをもとに、専門家メンバーでカンファレンスを行い、事業承継を行う上での課題を整理します。
- 後継候補・社長のご家族・幹部社員とのヒアリング
- 財務諸表、資産・負債の状況(保険含む)の把握・課題・対策
- ビジネスの流れ・ビジネス構造、組織・社員の把握・課題・対策
- 雇用状況・社内規則・各種制度の把握・課題・対策
5.報告書の提出
事業承継の課題整理に係る報告書を作成し、お渡しします。
フェーズ2【事業承継計画の策定と実行支援】
1.提案と見積書の提示②
事業承継を本格的に進める上での支援内容をご提案します。
【第2回契約】 計画を実行する上での支援を行います。(PDCAを繰り返します) 有料
2.事業承継計画の策定
整理した課題を元に、事業承継計画を策定し、実行レベルに落とし込みます。
3.事業承継に向けたモニタリングと遂行支援
それぞれの責任者の遂行状況のモニタリングと遂行支援を行います。本格的に遂行する中で、当初の想定内容と違うところが出てきます。PDCAを回し、より良い方向に導いていきます。
4.専門家支援
株価評価は税理士、複雑な文書の作成は弁護士、就業規則等の作成は社労士、課題改善の取り組みは中小企業診断士等が行います。事業主様の顧問税理士・弁護士・社労士の方で、対応いただいても問題ございません。当協会の専門メンバーが行う場合は、別途見積書を提示し、依頼を受けた後、実施します。
サービス範囲
1経営承継
- ①ライフプランの作成
- ②経営課題・事業承継の障害事由の洗い出し
- ③創業の想いの承継
- ④後継者の選定・確保
- ⑤第三者承継の可否
- ⑥後継者の意向確認
- ⑦キーマン・番頭の承継・育成
- ⑧従業員への説明
- ⑨技術・ノウハウの承継
- ⑩取引先・金融機関の承継
- ⑪経営者保証の承継・解除
2株の承継対策
- ①株式の分散問題(名義株主対応、株券の探索、株式の集約)
- ②株式の承継先・時期の決定
- ③株式の納税猶予の適用
- ④株価対策(退職金対策)
3不動産の相続対策
- ①事業用不動産の承継
- ②自宅不動産の承継
4遺言書作成等
- ①遺言書の作成
- ②遺留分放棄の審判
5事業承継資金対策
- ①相続税対策
- ②退職金の準備
- ③株式の買取り
- ④生命保険の活用
- ⑤金庫株の活用、会社への不動産の売却
6個人資産と会社資産の分離
- ①役員貸付金・借入金・仮払金の処理
- ②自動車
7その他
- ①諸規定の整備
- ②経理・財務の共有・引継ぎ